雪室とエアコン
お客さんの実家では、かつて雪室を生業(なりわい)にしていたことをお聞きしました。
雪室(氷室)には、いろいろな手法があるようですが、お客さんの実家では大きな穴を掘り、雪が降ったら穴に藁を敷いて雪を詰め、また藁で覆いをして、夏に切り出して出荷していたそうです。
氷と違って雪の塊は解けた水がすぐに抜けるので、魚など載せたものが水浸しにならず、重宝されたようです。
ある夏、まだ嫁いだばかりのお嫁さんが、雪室から雪を切り出す作業を手伝いました。
雪室での作業とはいえ重労働、暑くなるのですが雪室はヒンヤリ気持ちいいので、薄着で作業に入りました。
しかし、お嫁さんはその冬、ひどい神経痛に悩まされたそうです。
実は、雪室で作業するときは、夏でも冬支度の完全防備で入るのだそうです。
この話を聞いた時、エアコンをすぐに思い浮かべました。
エアコンで必要以上に室温を下げ、本来人間が持つ体温調整機能を使わないことで、体に影響が出ると推察できます。
できればエアコンに頼らず、日陰と自然の風で体温調整ができたら、体への負担も少なくできると考えると、やはり家の造り手でできることは、まだまだあると感じました。
熱中症とエアコンの関係も、もしかしたらあるのかな?と思います。
何はともあれ、エアコンに依存しすぎないよう気を付けましょう。
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