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2009年10月 9日 (金)

FinTour 3(PM)

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3日目の午後。

 

ムーラッツァロの村役場から、またバスに乗って街なか方面へ戻り、ユバスキュラ教育大学へ。

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ここは校舎とランドスケープもアアルトの設計だ。

 

まずは学食で腹ごしらえ。

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名物?のクリームスープとピラフのようなものをチョイス。

食堂は木製のトラス屋根が綺麗だ。

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椅子もテーブルもランプもアアルトデザイン。

ハイサイドの窓が、開放感をよりいっそう引き立てる。

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窓下のヒーターもさりげない。

外観(正面奥)からは想像しづらいほど、屋内は開放的。

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腹ごしらえをしたあと、すぐ近くにあるアアルト博物館へ。

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もちろんアアルトデザインの建物で、かまぼこ状のタイルを縦にデザイン。

入口には真鍮でできたドア・ハンドルが二段。

背の高い人から子供まで使えるよう、二段三段と重ねられるデザイン。

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写真で見たときは、少しグロテスクに感じたけど、実物はソフト。

たくさんの人が触ることで、ハンドル部分が「いい色」になっている。

内部はアアルトの作品模型や図面、写真、家具など多岐にわたる。

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壁面のパネルは、どういう基準でああいう配置になったんだろう。

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リズミカルな壁。

設計で使った定規。

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再び大学へ戻り、ガイドをしてくれる学生さんと待ち合わせ。

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あの左上の窓がポイントかな。

建物中央は階段ホール。

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窓がないので天窓から明かりを採っているが、眩し過ぎることなく、明るい。

天窓は天井からガラスまでが深く、中の壁に光を反射させて、柔らかい光を作っているのだろうか。

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真上から太陽光が入らない、この国ならではの知恵なのかも。

広大な敷地中央のグラウンド。

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普通、グラウンドは一周400mだが、ここは300m。

教育大なのに、なぜ?

周辺の木々をできるだけ切らないようにするため、アアルトが指示したとのこと。

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それでも、場合によっては木を切って広い通路を作る計画もあったらしいが、この柵で囲われた木↓だけは残そうと、学生たちが頑張って保存に成功した。

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大学の正面ゲートは芸術作品。

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大学を出て、ユバスキュラの街並みも端正。

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アアルトデザインのユバスキュラ劇場。

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光が奥まで届くよう、窓の背が高い。

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右の階段を進むと、展望台のようになっていて、森と湖と街並みを望める。

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↑左下の塀は警察署で、これもアアルトデザイン。

劇場内部を見学。フィンランドでは、秋から冬にかけて演劇を楽しむのが、国民的な娯楽。ステージには、そのセットができていた。

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今日の見学は終了。

ユバスキュラ駅へ戻り、タンペレへ移動する。

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ユバスキュラ駅の内部に、もう一つ建物がある。

ホームへ出る弧線橋は、板張りの床。

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弧線橋の裏側も板張り。

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あの貨物列車は、すべて木材。

反対にも、ずーーーっと貨物車両が連なっている。

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家具になるのかな。

1時間半ほど列車に揺られ、タンペレ着。

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ここで夕食を食べ、夜行列車の出発を待つ。

フィンランド料理は、旅の後半にレストランを予定しているので、ここでは街角で見つけたイタリアンレストランに。

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オーナーは料理人ではないが、イタリア料理が好きなので店を始めたのだとか。

パスタもピザも、ボーノボーノ。

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夜9時過ぎ、見たことのない夕方の空の藍色。

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タンペレ駅から、寝台列車に。

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二人部屋で、狭いながらも機能的。

シャワールームは、右の壁を動かすと・・

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トイレと洗面が出てくる。

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床はヒーターが入っていて、シャワーを浴びても2時間ほどで乾いてしまう。

楽しみなのが、ビュッフェでの一杯。

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夜の11時過ぎでも、皆、賑やかに話をしている。

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こちらでは長い夜を仲間と楽しむのが、当たり前のようだ。

ビールはLAPIN KULTA。スッキリと美味しい。

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旅の記録をメモした手帳。

この手帳、翌日の帰りの寝台列車に忘れられる運命に。

 

愛用のシャーペンと共に、フィンランドに預けておこう。

なんてね。

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コメント

寝台列車とは・・いい経験でしたね~~
でも、メモ帳忘れたのですか?
まあ~~(@@)
素敵な建築やデザインの数々☆刺激的な旅
でしたのね。

投稿: たぬき | 2009年10月20日 (火) 17時43分

たぬきさん
フィンランドは大陸と地繋がりなので、列車の国だな~と思いました。列車は二段ベッドの上でも全く揺れを感じさせず、とても快適でしたね。

しかしメモ帳を忘れたのは悔やみました。
一応、駅のカウンターで問い合わせましたが、駅と全く違う場所に保管されて行けそうにありませんでしたので、諦めました。

建築だけでなく、街並みや雑貨など大人しいのですが、とても刺激的でした。

投稿: やまじ | 2009年10月20日 (火) 18時12分

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