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2008年6月

2008年6月22日 (日)

日光研修

20日-21日、栃木県日光市で行われた建築士会の研修会と、日光東照宮改修工事の見学に行ってきました。

行く途中で見た竜王峡。

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この先は滝。

 

20日の研修会では、関東甲信越の各都県での活動報告を聞きました。

皆さん、仕事の枠を超え、建築士として市民との交流を積極的にやっているなー、というのが主な感想。

大変刺激になりました。

 

翌21日は日光東照宮の本殿とその周辺の改修工事を見学。

一般の方が普段入れないところまで入れていただき、修復作業の様子を見学しました。

残念ながら撮影不可でしたので見ていただけないのが残念ですが、修復工事の半分以上が漆の塗り替え工事とのことで、作業内容の特殊性を垣間見ることができました。

修復で使用する漆は、国産にこだわったとのこと。

中国をはじめとするアジアで漆は取れるが、海外産は日本の気候に合わず、すぐに傷んでくるとのこと。

ここで、地産地消の大切さを聞くとは意外でした。

以下、一般の方の見学できるところを解説。

 

参道

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参道の途中、鳥居の下にある天気が分かるという石。

斜めになったところの色が変わって天気が分かるらしい。

どうなると晴雨か、分かる人がいなくて、不明。

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山門を抜けてすぐの人だかり。

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云わずと知れた三猿。

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本殿入り口の門。絢爛豪華。

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本殿入り口の門をくぐってからの柱。

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右から二本目の柱だけ彫刻の模様が上下反対。

逆さ柱といい、完成していないという意味。

完成すると、その後は崩壊のみという教えから、至るところでこのような細工が見られる。

 

このあと、本殿を取り囲む塀の修復作業を見学。

塀と一口に言っても、その豪華さは「塀」では済まされない。

本殿の裏側まで周って作業を見学しましたが、本殿の裏面も手抜きなしの豪華さ。

金箔をふんだんに使ってます。

 

本殿を出て一休み。

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五重塔。

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五重塔の最上部のみ扇状になっている屋根の骨組み。

下四層は平行な屋根の骨組み(=垂木=たるき)。

これも完成していないという意味から。

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別料金を払って、眠り猫。

撮影している様子が微笑ましく。

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この先の奥の院まで200段の階段。

途中の参道が落ち着いていて良かった。

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眠り猫の先を登ってすぐ振り向くと、本殿の屋根が連なって綺麗でした。

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写真撮影・録音のできなかった「鳴き竜」は一見、いや一聴の価値あり。

拍子木を鳴らすとリ゙ィィィィィ・・・という感じで、反響音が聞こえました。

鈴の音を少し強くしたような音で、反響音の中心が少し移動するのも面白かったですね。

住宅で作ってみたいという衝動に駆られますが、多分苦情の原因になるんでしょう。

 

こんなところで日光の旅は、お終いです。

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2008年6月14日 (土)

久々ユズ

今朝の地震、大きかったですね。

新潟でも結構な揺れを感じました。

しかし、TVの緊急地震速報、すごいです。

ほんとに数秒後に揺れましたね。

新潟は特に被害の知らせもなく、無事です。

被害が拡大しないことを祈ります。

 

 *****

 

ユズ、股関節脱臼のため、

石膏ギプスで腰周りを固められていましたが、

6月6日、雨ザーザー、

じゃなくって、

6月6日に石膏ギプスを撤去し、

取り外しのできるバンド型ギプスに替わりました。

 

バンド型ギプス、看護師さんの間では、

通称「ブカブカ」って言うそうです。

石膏ギプスがキツキツなのに対して

「ブカブカ」なんだそうで。

正式名称は・・・忘れました。

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おかげでお風呂に入れるようになりまして、

今まで洗えなかった胴周りを洗おうとしたら、

泡立たない・・。

 

最後に湯船に浸かって、お風呂から出たら、

浴槽の中は垢がタンマリ・・。

 

約一ヶ月分の赤ん坊の垢は

並大抵ではありませんでした。

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最近、口をとがらせて、ぶぶぶーーっとやります。

妻はよくツバをかけられているようです。

 

石膏ギプスが取れたのを機に、

また3人の生活が始まりました。

私、一ヵ月半ほど私の実家か妻の実家で

お世話になっていたので、

食事の段取りの仕方、

すっかり鈍(なま)っていましたね・・。

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2008年6月10日 (火)

家らしく

上棟から2週間と少し。

骨組みの状態から、ちょっと家らしい形になりました。

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2008年6月 5日 (木)

少し息抜き

日曜日、少し時間があったので、海と山の写真を撮りに行ってきましたが、なかなかアップできず、ようやくです。

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親父がよく行っていた漁港の防波堤。

近くはよく通るのですが、海が見えるところまで初めて行きました。

ここでも短期間に、たくさんの仲間を作ってましたね、親父。

今でも時々、釣り仲間の方々が実家に来てくれます。

 

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少し霞んだ角田(近所の山)の山すそと田んぼです。

タイミングよく鳥が通ってくれました。

今年こそは田んぼに水が張った状態で、逆さ***のような写真を撮りたかったのですが、気持ちに余裕がなく、車を運転しながら眺めるだけでした。

夜、月の出たときに、田んぼの水面に月が映った写真を撮ってみたいな。

あるいは、月明かりで逆さに映った山もいいかな。

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2008年6月 2日 (月)

縁起担ぎ

上棟式でまく餅、かつては親戚の女性たちが集まって作るものでした。

今回は父のこともありましたので母と相談した結果、続けて親戚の人たちに手間をかけさせては申し訳ないと、和菓子屋さんにお願いしました。

ただ、言い伝えや伝統は後世に伝えなくてはいけないという思いもあります。

そんな中で教わったことをひとつ。

 

上棟式の祭壇の両端に置いた角餅(すみもち)。

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自宅で餅を作る場合、角餅をこねる人は両親が健在の女性、というのが「しきたり」だそうです。

ん~、知りませんでした。

 

そんな話のついでに母から聞いた話。

橋が完成したとき、渡り初めをします。

そのときに渡るのは三世代健在の家族なのだそうです。

それも両方から。

 

そんな縁起担ぎも、今は薄れてきましたが、大事にしたいものです。

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