上棟式
上棟式の様子と、上棟式の由来について書きます。
↓午前中
↓実家に用意された「ひつ」
3つは親戚から借りたもので、餅を入れて上棟式会場にお供えします。
上棟式の由来、実は、あまりいい話ではありません。
『その昔、上棟を控えた棟梁が、柱の寸法を間違えたことに気付いた。
失敗に自分の命を絶とうとまで考えた棟梁だったが、妻が枡(ます)を重ねて柱の長さをうまくごまかすアイディアを思いつき、棟梁は事なきを得た。
しかし所詮、妻は他人。
棟梁は、いつ自分の恥が世に知られるか分からないと、妻を殺してしまう。
その代わりに末代まで奉ってやろう。』
というのが言い伝えです。
それで、↑写真のように女性の化粧道具をお札に書いたものを飾るのです。昔は本当に化粧道具を飾ったそうです。
実は私、今回の上棟の準備で関係書物を開いて、このことを初めて知りました。
もちろんウチの大工は知っていましたが。
↓矢羽(やばね) 左上を向いているのが鶴、右下が亀。
↓2階に設置された祭壇
↓開式
↓槌打ちの儀 棟梁の合図で7回、5回、3回と棟締めをします。
↓五円玉を投げているところ(黄色い丸)
↓儀式の最中、早く投げてーと子供たち
↓投げ始まると我さきにと拾いまくりです。
↓で、こうなったわけです。
↓会場を移して直会(なおらい)
直会では上棟式が無事済んだことを祝って、棟梁をはじめとする大工や、上棟に携わった親戚、友人などに感謝の気持ちを込めて、ささやかながら食事とお酒を振舞います。
ウチの場合は、会社の社屋も兼ねるので、業者さんもお招きしました。
最後に
↓オヤジとユズ
股関節を石膏で固めているので、足の向きがちょっと変ですが。
これからは、家が少しずつ出来ていくのが楽しみです。
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