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2007年6月20日 (水)

モネの見方(実験)

今日は雲がプカプカ~っと浮いて良いお天気でした。

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先日行ってきた東京新国立美術館。

大好きなモネ展が開催されていたわけですが、今回モネの絵を見るに当たって、ある意味、贅沢な方法をとってみました。

Photo_10

↑これは絵葉書をスキャンしたもの

モネは印象派絵画の代表で、ご覧の通り、超・写実的な絵ではありません。

絵の具を盛り上げたり、ササッと描いたように見え、一瞬の風景を短時間で描きとめたような作風が特徴です。

ですから遠くから絵を見ると、輪郭を持たない風景がぼんやりと浮かび上がります。

そこで、視力0.03ほどしかない超ド近眼な私は、絵の近くへ行ってメガネを外してみました。

裸眼で新聞を読むには、目の前15センチくらいまで近づかないと見えませんから、美術館では絵の近くまで行っても、まだボンヤリして見えます。

すると、大きな絵が視界全体に広がり、まるで自然の中でメガネを外したときのような景色の広がりを感じました。

細かい筆のタッチはなくなり、色調やコントラストがうまく混ざり合って、とても自然に見えるのです。

晩年、白内障を患ったモネの絵は、晩年の作品に近づくほど、この方法で観るとより自然に感じられたように思います。

絵葉書を一枚、そんな風に処理してみました。

Photo_11

  ↓

Photo_12

メガネを外すと、大体こんな風に見えます。乱視もありますから、こんなに綺麗なボカシにはなりませんけど。

どうでしょう、水面に映った帆や建物が、より自然に見えるでしょうか?

本物の絵は大きいので、水が波打ち揺れて見える気がしました。(思い込みもあります)

印象派の絵では、こんな楽しみ方も一興かと思います。

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コメント

ナイス!!
やまじさんの鑑賞の仕方・・・素晴らしいですわ。
わたしモネ~実際に見たときに、右上の傘をさした女性の絵などは実際の絵よりも印刷の方が色が淡くて好みでした。
タッチが見えすぎて、荒く感じたりもします。
つい~絵画展に行くと、間近でじぃ~~っと鑑賞しがちですが、眼鏡を外してみるというのも楽しいでしょうね。

投稿: きりちゃん | 2007年6月23日 (土) 12時45分

きりたんぽさん
いかが~?
モネの絵は近くでタッチを見て、今度は離れて全体を見る。
全体で見ると何でこうなるの?、これに尽きますが、絵全体を体で感じられないかと近くへ行って、思い切ってメガネを外してみました。
また機会があったら他の印象派の絵でも試してみたいです。
(使えるのはモネだけかも~)

投稿: やまじ | 2007年6月23日 (土) 19時36分

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