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2007年2月10日 (土)

食の陣、講演

今日は万代で、新潟県松代町に住む建築家カール・ベンクス氏の講演があったので出かけてきました。

折りしも会場の前で新潟・冬・食の陣を開催していたので、そこでお昼も済ませました。

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↑半分くらい食べてしまった後ですが、炭火焼カルビ丼

他に中華チマキ、肉まん、キノコ汁をいただきました。

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さて、講演会のお話です。

カール・ベンクス氏は今年で65歳のドイツ人ですが、若い頃から日本に親しみ、新潟に根を下ろして活動しています。

氏曰く、ドイツと比べても日本の建築技術は卓越したものがあり素晴らしい、と強調していました。そして、使っている材料は「木と土」だけ、こんなにエコロジーな材料で見事な建築を作る技術は世界に誇れるものだと。

確かに数奇屋や茶室などの日本建築は、技術も精神性も高い建築で、禅的かもしれませんね。自分自身を見つめる、自然を取り入れ内と外が融合する、などシャ-プさと大らかさを併せ持ったところがあります。

普通の民家であっても、大きな窓と縁側があり、庭(自然)となんとなく繋がっているところは、世界的にも稀かもしれません。

ドイツの人から日本の良さを改めて認識させられるとは皮肉な気もしますが、日本の建築が本当に危機的状況なのだと感じました。

それから、もう一つ言われていたのが、「まちづくり」ではなく「まちの保存」でした。

見た目はボロになっても、芯のシッカリした建物がたくさんあるので、捨てずに再生させるべきだと言うのです。

確かに構造体やまだ使える瓦など、保存できれば、これに越したことはありません。

費用的には新築に匹敵、あるいはそれ以上かもしれませんが、お金に代えられない技術や文化が、そこにあるのだと気付かされました。

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コメント

仕事関係でいろいろ多忙なようですね~~
対談が記事になるのかな?
この講演会は、新津が主催じゃなかったでした?
(違ったかな)
どうして 万代でやるのかな?と
思った記憶がありました。

なかなか内容もよかったようですね。

西洋と日本の比較は面白いわ。
建築も 思想も 文化も 食の考えも・・・・まったく違いますものね~~

(ちょっと支離滅裂なコメント 申し訳ない)

投稿: たぬき | 2007年2月12日 (月) 20時41分

たぬきさん
仰るとおり、新津の森の友の会でした。
会員増強を狙って新潟開催となったのではないでしょうか。

ヨーロッパの有名な建築は石の文化ですが、平民は木の文化だったようですね。
しかし日本は、官も民もずっと木の文化で育まれてきましたから、技術が向上したんでしょう。

人の気持ちを察する、という日本人独特の感性も、ふすまや障子しかなかった建物が影響しているようです。

フリーペーパーは当社だけの記事ではないんですが、2月25日にスーパーに配布されます。

投稿: やまじ | 2007年2月13日 (火) 09時22分

へ~、そうなんだ。ドイツ人から見た日本建築の優れたところ。うれしいですね。
いつも日本人から見たドイツ車の優れたところばかりを聞かされているので・・・(笑)

投稿: かつを | 2007年2月13日 (火) 11時26分

かつをさん
>ドイツ車の優れたところばかりを聞かされているので・・・

そうでしたねぇ(笑)
ドイツの工業製品は堅牢でデザインもいいですね。
しかし、木造建築となると話は別。
ドイツの木造住宅は、頑丈だけど、粗い感じだそうです。

素晴らしいのは、一般の人も建築や街に対する意識が高いこと。
例えば、窓に花を飾るのは当たり前、枯れたりしようものなら、あちこちから苦情が来るそうです。
(ドイツに居住経験のある お客さん談)

投稿: やまじ | 2007年2月13日 (火) 12時07分

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