これがホントの巻尺
先日、ちょこっとだけお話した巻尺と魚型の錠です。 村上の骨董市で見つけたものです。
直径10センチほどの巻尺で、その名の通り“尺”のメジャーです。 一つの目盛りが1寸=3センチ(正確には3.03センチ)。その半分が5分(ぶ)=1.5センチ。10寸で1尺、1分(3ミリ)の下は、厘(りん)ですね。 5厘と言うと1.5ミリになります。
実は、裏側は別の寸法になっていて、表の6寸(18.18センチ)が、裏で1尺になっています。
ネットのフリー百科事典『ウィキペディア(Wikipedia)』によると、鯨尺は1.25尺(25/66メートル=37.88センチ)、呉服尺は1.2尺(36.4センチ)とありますが、このどちらにも当てはまりません。
呉服尺の半分ではありますが、はて、これは何の単位なんでしょう?
古いものは、時折こういった分からないものがあるので、奥深いです。 何か分かったらアップしますね。
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それから、魚の形をした錠と鍵。
錠の長さは約20センチ。 状態も良く、スッキリとした形で格好いいです。
お尻から鍵を差し込むと、錠が外れます。
これは頭のアップ。 凝った彫刻ではありませんが、全体にシンプルで、とても気に入りました。
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