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2006年7月15日 (土)

中村好文 考

中村好文さんの講演から早一週間。

中村さんの言葉を思い返す日々です。

「建築は常に働くものです。スタイルから入るのではなく、働く建築がスタイルになるのです。」

格好は大事だけど、見栄えだけのスタイルは無駄、ということを言われてました。 特に住宅を主な活動とする中村さんにとって、最近の建築は機能の伴わない見せかけが多いということに、警鐘を鳴らしているのです。

しかし、”働く建築”とは上手いことを言います。

また、こんなことも。

「最近の省エネやエコは度が過ぎているように思います。ほんの少しのエコを毎日続けることこそが大切です。」

(本当は、もっと柔らかく、合間合間にポッと出るので、決してキツイ言葉ではありません。)

太陽光発電の大きいのを乗せて、電気代をゼロにしようとか言うのではなく、毎日の心構えでちょっとずつ省エネしようということです。

例えば、電気製品の○○と△△と□□を使うと、ブレーカーが落ちる・・・こんなときは、電気の契約アンペア数を上げるのではなく、落ちないように気を使う、つまり

  - 工夫して暮らす -

この心が最近の日本には欠けてきているのです。

私の方でも、最近はそれほど大きい面積の建物は建てなくなりました。

それは、許される限り必要な空間だけをつくり、それでも豊かな暮らしができることを願ってのことです。

建物のボリュームが小さいということは、建築中でも廃棄物の量が少なくて済む、維持管理が楽で目が届く、ランニングコストも少なくて済む・・・。

その限られた空間の中で過ごす楽しみを見つけていくのが『暮らし』なのだと思います。

 

時々、大きい空間を作りたいと思うこともありますが、それは必要なときに機会があれば。

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