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2005年12月12日 (月)

建築家・吉村順三展

12月10日(土)12:30

まずは上野の東京芸大で開催されている「吉村順三展」。

ポスターになっているのは、軽井沢にある吉村順三自身の別荘「森の中の小さな家」。

業界では超有名な建物であり、憧れを抱いてる人も多い。

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芸大の門をくぐると、右手に美術館、正面になにやら大きな看板がある。

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近づいてみると、それは「森の中の小さな家」の原寸大の断面図。

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さすが芸大、粋な計らいをしてくれる。

中は撮影禁止のため写真はないが、会場には吉村順三が設計した図面や模型がたくさん並んでいて、大盛況だった。 実物があるわけではないので、空間の魅力を感じられないのが残念だが、それでも、建築関係者ではない方も結構いたようで、吉村順三の人気ぶりをうかがわせる。 NHKの新日曜美術館で紹介されたのも大きいかな。

午後2時からのギャラリートークでは、かつて吉村設計事務所に勤務していた7人が、作品解説や吉村順三とのやり取りなど、楽しい話を聞くことが出来た。

吉村順三は、所員にうるさい事も言わず設計を任せ、所員の机を巡回しながらアドバイスを少しするだけで、設計図が出来上がっていくのを楽しみにしていたという。 

そのアドバイスで、なぜそうした方がいいのかを所員が聞くと、「だってその方が気持ちがいいだろう?」と言うだけで、具体的な言葉はなかったそうだ。

吉村順三の中には、体に染み付いた快適な空間があったのだろう。

それを、言葉に置き換えるのは難しいのかもしれないが、「快適」の深さがうかがえる言葉だと思う。

最後に、吉村順三の語録より

「建築家として、もっとも、うれしいときは、建築ができ、そこへ人が入って、そこでいい生活がおこなわれているのを見ることである。」

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建築は詩/永橋爲成・著

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